スキレットを買ってみたは良いけど、「毎回シーズニングをするのは面倒くさい」という方多いのではないでしょうか?
できれば適度にサボってラクに使いたいですよね。
ということで、僕の経験上(100均スキレット)で最低限やるべき手入れについてご紹介します。
この記事で分かること
- スキレットに必要な最低限の手入れについて
- スキレットを放置しても錆びない期間
面倒な方必見!最低限必要な手入れとは?
前回書いたスキレットのサビの取り方と正しい手入れ方法の記事を前提に紹介していきます。
必要最低限の手入れ方法はこちらです。
- 洗剤で軽く洗う
- 加熱して乾燥させる
- スキレットの状態を見てシーズニング
一番面倒なシーズニングですが、使い方によっては毎回する必要はありません。
それぞれ説明していきます。
洗剤で軽く洗う
スキレットは使用後、食器用洗剤を付けて軽く洗いましょう。
この時、スキレット表面の油感を完全に落とさないよう軽く洗い流してください。
過度に洗うとコーティングがとれて鉄臭さやサビが発生する原因になります。
加熱して乾燥させる
スキレットを洗った後はフキンなどで表面を拭き、弱火~中火で2分ほど加熱し乾燥させましょう。
あとは放置しておけば余熱で十分水分が飛びます。
食器などの普段使いからひと手間かかりますが、表面に水分が残ると非常に錆びやすいです。
(僕は洗って拭いて、加熱乾燥とシーズニングせず放置・・・10日ほどでサビてしまいました)
あとは放置しておけば余熱で十分水分が飛びます。
スキレットの状態を見てシーズニングする
シーズニングは毎回する必要はありません。
次のような状態の時にシーズニングをしてください。
- 表面の油のコーティングが薄い、ザラザラしている
- 鉄臭さが出てきた
表面の油のコーティングが薄い、ザラザラしている
物によって違うので一概に言えませんが、そのスキレットのシーズニング後の状態を思い出して比較してください。
とか

そんな時はシーズニングをオススメします。
鉄臭さが出てきた
これは分かりやすいです。
『鉄臭い=鉄表面がむき出しになっている部分がある』
ということなのでシーズニング必須です!
この場合、鉄臭さを取るためにクズ野菜を炒める必要もあります。(面倒くさい・・・)
鉄臭い原因としては、使っていく(洗う)うちにコーティングが薄くなってしまうことも考えられますが、一番はタワシで擦って洗うことです。
タワシで擦ると汚れと一緒にコーティングも削れてしまうので、鉄表面が露出しやすいんです。
僕自身、最初はスキレットをタワシで水洗いしていましたが、鉄臭さが出てまた面倒なシーズニングをすることになりました。
なのでスポンジで軽く洗う方法に変えました。
1度のシーズニングでどれくらい放置していい期間は?
スキレットをたまにしか使わない場合

と気になった方もいると思います。
そこでどれくらい放置すると錆びるのか?次の条件で検証してみました。
条件
- スキレット購入店舗:100均(販売価格500円)
- 検証開始:2021年1月末~2021年4月末
- 表面状態:新品を洗浄し、シーズニング(油は1回塗り)
- 保管場所:流し下の棚
シーズニングは油を一回塗って5分加熱のみで、何度も油を塗って加熱はしていません。
最低限のシーズニングでどれくらい錆びないのか検証してみました。
3カ月経った結果・・・
なんと、まだサビてません!
1カ月ごとにスキレットの写真を撮っていましたので載せておきます。

1カ月後

2か月後

3か月後

3カ月後拡大
少し画像が分かりにくいかもしれませんが、本当に錆びてません。
顔を近づけてみると少し油の変なニオイはしました。
そのまま使うと料理の味に影響が出そうです。
使用前は一度食器用洗剤で軽く洗い流すのが良さそうですね。
3カ月持ちましたが、季節によって変わりそうですね。
とりあえず、このまま放置して様子を見ていこうと思います。
まとめ:最低限の手入れはしないと錆びます!
今回のまとめです。
スキレットに必要な最低限の手入れは
- 洗剤で軽く洗う
- 加熱して乾燥させる
- スキレットの状態を見てシーズニング
シーズニングは、次の状態の時に行うのがオススメ
- 表面の油のコーティングが薄い、ザラザラしている
- 鉄臭さが出てきた
そして100均スキレットは一度のシーズニングで3カ月は持ちました。
『スキレットを家庭で手軽に使いたい』という方は、本記事を参考にしてみてください。
以上!
ありがとうございました。